2011年4月4日月曜日

ペンシルパズル本の電子化(1)

昨年オープンしたという、レンタル自炊スペースなる場所で、本の電子化をやってみました。
電子化したのは、もちろんペンシルパズルの本。自分はよくペンシルパズル本を解き直すために手で問題を書き写したり二冊目を買ったりするのですが、解く前に電子化しておけば、必要な分だけ印刷して簡単に解き直すことができます。もちろんそのための環境を揃えるコストがネックになっていたのですが、手頃な価格(10分100円)で自炊環境が借りられると聞いて、試してみることにしました。

目的の店は、秋葉原メッセサンオー横のビルの8階。事前予約推奨です。店に入ると、先客が作業中だったので終わるまで少々待ちました。スペースが空いたら、店の奥に置かれた裁断機、スキャナ、PCの前へ。最初に軽く説明を受けて、あとは自分で作業します。

 まずは裁断機で背表紙を切り落とします。
 切断部分を示す赤い光で場所を合わます。世界文化社のパズルBOOKSは表紙が濃青で光が見えなくなってしまうので、ここでは白い紙を当てています。
 最初は切り離す場所や力加減が分かりにくいと思いますが、1,2回やればわかります。失敗したときのためにハサミを持っていくといいと思いました。


ばらばらになった本をセットし、スキャンします。 前のページが奥になるようにセット。所要時間はスーパーファイン+白黒の組み合わせで5分程度(ノーマル/ファイン/スーパーファイン/エクセレント+白黒/グレー/カラーから画質を選択)。
他の画質も軽く試してみたところ、エクセレントはスーパーファインの半分くらいの読み込み速度。また、ファインとスーパーファインでは読み込み速度はほとんど変わらないものの、変換時の待ち時間が短縮できるようです。
 なお、紙が厚いためか一度にセットしてしまうとうまく給紙できません。ここでは2回に分けています。

本日作成したデータ(計3冊)。本体以外に、表紙とカバーをエクセレント+カラーで作成しています。あといくつか実験用データも。中身だけなら、一冊あたり5、6MBになるようです。
所要時間は40分ほどでした。初めてで手間取った面もあり、慣れれば一冊あたり5分強で可能だと思います。



裁断後の本は持ち帰り、いつものように書き込んで解けます。
背がないので、むしろ解きやすいかも。持ち運びには向きませんが。











長くなったので、作成したデータの画質については次回。実験用につくったデータとも比較してみたいと思います。

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