少し間が空いてしまいました。前回電子化したデータの画質について書きます。
まず気になるのは印刷したときの画質。
という訳で、インクジェットプリンタを使って白黒で印刷してみました。
画質はすべてスーパーファインです。再スキャンと縮小の過程で若干変わっているものの、だいたい紙上でも同じような雰囲気です。細かいところにアラはありますが、解く上で支障はありません。四角に切れは点線がちょっと濃くなっていますが、許容範囲かな。
一部ではありますが、うまくスキャンできていないページもありました。サムクロスは罫線が薄いため、線が消えてしまうことがあるようです。また、グラデーションになっている場所もダメみたいです。
白黒ではなくグレースケールでスキャンすればうまくいくかもしれないので、次回試してみます。
今度はPDFファイルから切り出した画像です。Acrobat上で300%に拡大したものです。左がファインで、右がスーパーファイン。実用的にはファインでも問題ありません。
違いがわかりやすいので、答えのページも。取り直しの手間などを考えると、最初からスーパーファインにしてしまったほうが確実でよいかもしれません。
最後に表紙のカラー画像を。左がスーパーファインで、右がエクセレントです。画面上でみると、100%ではほとんど違いが気にならず、200%以上に拡大すると細かい部分が気になる、という程度の差です。なお、容量には約4倍の差(表紙・裏表紙の2枚で850KB/3.5MB)があります。
以上です。
おおむねのページで、「解きなおしを気軽にしたい」という要望は満たせているし、本体はスーパーファイン、カラーページはエクセレントにすれば保存用としても十分な画質が得られると思います。自分の場合、今後はまず電子化してから解くことになると思います。
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